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.....Fino Mão (フィーノ・マォン).....

Mãoはポルトガル語で「手」を意味するそうです。
以前ブラジルを訪れた際、聞きなれないこの単語になぜかとても惹かれました。

昔から人の手により、いくつもの工程を経てつくられて来た「モノ」。
当たり前には存在していない、その「モノ」を大切にして欲しい。
そんな想いを込めて立ち上げたブランドが『Fino Mão』。

機械のなかった時代から、人は衣食住の全てにおいて手作りをしてきました。
しかし時代と共に発展し便利になった現在、その工程を目にすることは減り、人は物作りの苦労を知ることがなくなってきたように思います。

たとえば、天然素材の綿は綿花から綿を打ち、絹は蚕から糸を紡ぎ、毛は動物から刈り取っているもの。
それらを加工して、生地にしたものを裁断し、職人が一枚一枚縫製することで、衣類ができるのです。
食事をする際、「いただきます。」と食材や農家、作り手と様々なものに感謝し、それを言葉にして食べるように、今でも人の手で作り上げられている衣類や小物などにも、同じような気持ちを感じてほしい。
そんな想いをブランドロゴの針と糸に込めています。

Fino Mãoでは機能性を持たせたミニマルなデザインのファッション小物や雑貨で、日常の生活がほんの少し楽になりちょっと心が明るくなる、そんな作品を一点一点製作しています。


.....Designer.....
生駒 葵(Ikoma Aoi)
服飾専門学校卒業後、タレント・俳優・歌手などのスタイリストへ衣装提供するレンタル会社に勤め店舗運営・バイヤー業を経験。また衣装製作部にて多種多様な衣装の提案・製作などの経験を積む。退社後は フリーランスで衣装デザイン・製作を行い、現在は衣装製作で培った個々への提案力を強みに、ファッション小物・雑貨によってほんの少し日々の生活の手助けが出来るようにとFino Mãoを立ち上げる。